書籍『建築論+三編』
¥1,620 税込
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概要
私が本書で挑戦したかった事は、建築運営論を宣言することです。
そのためにまずは建築を実務的な制約から解き放つ必要があり、その手段が、建築を観念的に捉え直すことでした。「物」「術」「暮らし」の関連、という定義付けの動機はここにあります。
しかし、観念性を優先するあまり物質性をおろそかにしてしまっては、現実に後戻り出来なくなってしまいます。これに関しては、捕捉の項『建築は「物質」か「観念」か』を設け、「物質」「観念」の対応という別角度からの定義付けをすることによって、その懸念の解消を図りました。
実際に観念を現実に還元する手段として提示したのは、アンビルドの手法です。
これによって机上から実務に帰り、私は建築の門口を大きく広げたのです。いよいよ建築運営論が現実味を帯びてきました。
そしておわりに望んで、私は建築運営論の大体の内容を表しました。これを持って、私の建築論の大枠は完成したのです。ただし、細部においてはまだまだ不明瞭かつ突き詰めるべき箇所が多数あるでしょう。より具体性を持った考察が続けられるべきであるとは、自分でも自覚しています。もちろんそれが今後の課題となっていくわけではありますが、せめて私の最重要テーマである建築運営論だけでも、その具体性を持って明らかにしておくべきであると考え、本書の末尾に『建築運営論宣言』を掲載しました。
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